2014年3月13日木曜日

コロネーション ククリラム

珍しいお酒が入りましたので、久しぶりにお酒紹介をしたいと思います。

15本目。
『コロネーション ククリラム』

ひときは目立つのこボトル、中身はラムです。
このラム、驚きなのはボトルではなくネパール産というところです
ラムの原料はさとうきびなのですが、ネパールといえばヒマラヤ山脈がそびえる土地!
沖縄のように暖かい所に育つイメージのさとうきびですが、まさかネパールでも育つとは!そんなさとうきびを使い作られたのがこのククリラム。
ボトルはネパールの伝統武器、「ククリ」を模している訳です。

大変希少な上、中身が少なく10杯も取れないのでお早めにどうぞ

少ないですけど、ちょっぴりいただきます…味は…
うまい!!!
なんとかくカリブ海付近のラムとはテイストが違うように感じます

2014年1月24日金曜日

丸氷

丸氷です!
ウイスキーのロックにどうぞ。

今回はボン・テンポの丸顔の方が、氷について語ります。ちょっと付き合ってくださいね。

ボン・テンポでは、氷屋さんから大きい氷の塊を仕入れています。コンクリートブロックより二回りくらい小さいですかね?...
それを毎日アイスピックでコツコツ割って、お酒に入れる氷を作っています。透明でなかなか融けない、いい氷です!
その過程でうまく立方体が切り出せれば、角を落として丸氷を作ることができるのです。

結構思い通りにポコポコ作れそうな気がしますよね。ただどうやら氷にはコンディションがあるらしく、思うように真っ直ぐ割れてくれないときがあります。季節の問題でしょうか?よくわかりません。丸氷を作りたくても、材料となる立方体が狙ったように作れないのです。
(腕の問題ですかね、ごめんなさい。泣)

最近はそんなわけで(と、氷のせいにしておきますが)全く丸氷のストックを作れていませんでした。
しかーし!!
一昨日に仕入れた氷が驚く程の割れ味!昨日と今日で鬱憤を晴らすが如く丸氷の大量生産。

その結果、氷点下20度くらいの塊を握り続けていたせいで指に水脹れが出来ました。まあ勲章ですね、バットを振って血豆ができたような。

というわけでしばらくは在庫安泰でございます。是非丸氷で飲むウイスキーを堪能しにいらしてください!
 
 

ワイルドターキー 8年

14本目。

『ワイルドターキー 8年』

初バーボン。...
バーボンというのはアメリカケンタッキー州で作られるウイスキーのこと。とうもろこしを主な原料とし、スコッチに比べると甘さや荒々しさがあります。
アルコール度数もスコッチより高いものが多く、男らしい印象です。
バーボンのアルコール度数によく使われている、proofという単位、聞きなれないかもしれませんが単純。プルーフを半分にすると%。
これがUSproof
ターキーにも101proofと書かれているので、50.5%ですね。
UKproofというのもあるのですが、計算が違い面倒です。バーボンにはUKは使われない上に、UKproofは現状イギリスでも使われなくなってきているので、説明は省きます…
なぜ%ではないのかといいますと、その昔は今のように正確なアルコール度数を測れなかったので、ガンパウダーと一緒に燃やす手法をとっていました。
その時に良質ならproof(合格)!

プルーフの話は終わりにして、ワイルドターキーの話に。

ワイルドターキーという名前は昔、ターキーの猟の際振舞われたのが由来と言われています。
そして、ボトルにも描かれているターキー。横向いています。
もし、正面を向いているボトルを見つけたら鳥ラッキー!!
オールドボトルです。非常にプレミアがついててとても高くなってしまいました。変更された理由は『気持ち悪い』から(笑)
こっち見んなって感じです。
全てのバーボンの中でとうもろこしの比率が一番低いらしく、更に蒸留された後の度数が低く、雑味を残した仕様。

お味は…美味い!ザ・バーボンって感じです!バーボンに求めるものはこの一本に詰まっています!
 
 

フェルネットブランカ

 
13本目。
『フェルネットブランカ』
イタリア生れの薬草リキュール。

そのウリは苦さ!苦いモノが苦手な方はご遠慮ください。...
なんてたってこのお酒、
世界一苦いリキュール
として知られています。
ゲンチアナやカモミール、ジンジャーなどを漬け込み、熟成させています。
その苦さ故、カクテルや飲み方に困るのですが、ソーダ割やコーラ割、ロックがオススメ。それでも苦ければレモンを絞ったり砂糖を入れると良いかもしれません。ただ美味しいかどうかは保証しにくいです。薬だと思ってください。「フェルネット」という言葉は薬の意もあり、食後酒として胃の中の消化を助けます。
食べ過ぎたその日に!

ではストレートで…苦い!!!
もう苦いとしか感想が出ないです!ただ、たまに飲みたくなってしまうんです…お酒好きの方、チャレンジャーの方、是非一度試してみてください。売れてるからにはそれなりの理由があるのです。どこかに。なんかしら。
 
 

カシャーサ 51

12本目。
『カシャーサ 51』

カシャーサとはブラジル生れのさとうきび焼酎です。ラム酒とは違います。...
日本ではそれほどメジャーではありませんが、Wikipedia先生によるとなんと世界で二番目に消費量の多いスピリッツ!一位はウォッカでしょうね…
調べてみるとブラジル現地では1リットル100円程度とのこと。
安い…
カシャーサの飲み方と言えばなんと言ってもカクテル「カイピリーニャ」!
リオのカーニバルやブラジルのお祭りの時には欠かせないカクテルです。みーんなガバガバ飲んでます。
来年のブラジルW杯の月は一時的に世界で一番消費されるスピリッツになるでしょう!!

どれ、ストレートで頂いてみます。味は…うまーい!ラムより雑味があって愉快な感じです!
ボンテンポのカイピリーニャ、なかなか自信作なので是非お試しあれ!


コロナ エキストラ

11本目。ご存知
『コロナ エキストラ』
メキシコ生まれのこのビール、よく見かけますよね!
コロナビール、他の瓶びーるとは決定的に違う所があります。お気づきになるでしょうか?
...
正解は瓶の色です!
色んな瓶ビールを思い浮かべてください。大抵、茶色か緑とかではありませんか?
それは薬品瓶と同じ様に紫外線や太陽光からビールを守るための色です。
それに対し、コロナビールは透明な瓶。これでは太陽光からビールを守れません。
しかし、これこそがコロナビールの特徴でありウリなのです!
太陽の光を受けたビールは「太陽臭」と言われる独特の匂いが付きます。コロナビール独特の匂いの正体はこれですね!
北アメリカなどではこの臭いを紛らわすためにライムを入れたと言われています!これがコロナに必ずついてくるライムの意味です!なので、コロナビールはラッパ飲みがお行儀です!グラスには注ぎません。
お味は…うん!グビグビいっちゃいますね!ライムも爽やかで良い!ちょっと季節外れですが、ぐびっと行きたい時には是非!
 
 

スピリタス レクティフィコヴァニ

さらっと10本目。
『スピリタス レクティフィコヴァニ』

 言わずと知れた世界最強のウォッカ。その度数はなんと96°!!世界で一番度数の高いお酒です。ポーランド産ですが、流石のポーランド人もそのまま飲む事はなかなかないそうで…フルーツを漬け込んだり、はたまた消毒用に使用するそうです。
原料は穀物やじゃがいもで出来ており、その蒸留回数、実に70数回!あいまい!w
大抵のスコッチが2回、アイリッシュが3回、タンカレーなどのプレミアムジンでも4回とスピリタスだけが特別蒸留回数が多い事がわかる。...
蒸留回数を多くする事により、極限まで高めた度数と雑味の無さが生まれる。しかし、お察しの通りそのまま飲むと非常に危険!食道の形がハッキリわかるくらいスゥーっとします。
カクテルの材料にする事により、とてもクリアな出来上がりになります。分量は普通のウォッカのだいたい半分。雑味が一切ないので、割り物には美味しいジュースを使いましょう。
スピリタスの味をそのまま試したいのなら、スピリタスにガムシロップ、レモンジュース、クラッシュアイスで楽しむのもオススメです。
でもそのままいってみましょう…
お味は……ない!カクテルだと美味しくなるんですけどねぇ。不思議です。